JR京都線

■ 概要

■ JR京都線で活躍する列車

201系

短期間ながらN30体質改善車も活躍していた。

205系

1990年前後の一時期、LED表示が試行導入された。

207系(旧塗装)

末期に製造された2000番代では、窓が緑色となった。

207系(新塗装)

宝塚線方面の列車は、西行きに限り黄色の幕を表示する。

321系

通常京都寄りのパンタは使用しないので下ろされている。

221系

新快速からは撤退したものの、まだまだ現役で活躍中である。

223系(2000番代)

1999年から増備され、今では新快速の主力である。

■ Train Kit

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207系・321系をダウンロードする

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JR京都線とは、東海道本線のうち京都〜大阪間の愛称である。

特急以外のほとんどの列車は、大阪からJR神戸線またはJR宝塚線に直通する。京都〜大阪間全線が進行方向別複々線となっている。高槻駅には特急の通過線があり、新快速がここで特急を待つこともある。

大阪・京都の府境を越える高槻〜山崎間と、向日町〜西大路には、新駅として「島本」と「JR桂」を設置する計画がある。

■ 運用

普通・快速・新快速と、「サンダーバード」などの特急、そして「あかつき」などのブルートレインが運行される。大阪から西に向かう特急列車は大幅に減便されたが、大阪から東に向かう特急は今なお多くが健在である。

普通列車は4つドアの7両編成で、尼崎から須磨・西明石に向かう列車と、JR宝塚線に直通して新三田に向かう列車が7.5分おきに運行されている。

快速は221系・223系の6両〜12両編成で運行され、大阪からはそのままJR神戸線に直通しる。網干・播州赤穂まで運行する列車も多く設定されている。高槻以東の区間では各駅に停まるので、当該区間の駅では「普通 高槻から明石まで快速運転」と案内される。なお、京都線からの快速には宝塚線への直通列車は設定されていない。

看板列車である新快速は、223系の8両または12両編成で終日運行される。琵琶湖線方面と湖西線方面の2系統が設定されている。琵琶湖線方面は固定8両編成または固定8両編成を含む12両編成で運行されることが多く、12両なら米原で編成を分割して8両のほうが長浜まで向かうが、湖西線方面の列車は通常4両編成を2本つないだ運用で、近江今津で半分に分割して4両だけが敦賀に向かう。

特急は雷鳥・サンダーバードのほかに、数少ない九州方面ブルートレイン「あかつき・なは」や、最も乗車券が取りにくいブルートレインとして有名な「トワイライトエクスプレス」が運転されている。ちなみに、サンダーバードの指定席のうち12席は、女性客にしか割り当てられない「女性指定席」となっている。

■ 他社との競合関係

JR京都線は全区間が阪急京都線・京阪線と平行しており、京阪間での激しい客の奪い合いは1970年代から続いている。特急専用車として京阪が3000系、阪急が2800系を導入すると、当時の国鉄は113系による「新快速」の運行を始めた。当時の新快速は新大阪・高槻を通過し、特急「雷鳥」にも負けないほどのスピードを誇った。

1972年からセミクロスシートの113系に代わって、急行の廃止で余った153系「ブルーライナー」を新快速に導入した。ところが、153系はもともと急行列車向けであるため、通勤需要があって混雑する新快速には向かず、さらに1958年製で内装も陳腐化していることもあって、1980年には2つドアの117系に取って代わられた。

JR西日本となってからは、221系・223系といった新型車両を次々と導入し、高槻終日停車などダイヤを見直して、競合他社を一気にけん制する。2001年には車両を223系に統一し、2003年3月ダイヤ改正で芦屋に終日停車するようになった。

ところで、このダイヤ改正により、宝塚線の快速も中山寺に終日停車するようになったのであるが…その結果は「JR宝塚線」の項目に記載する。

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